ブラベクトに副作用はある?用法・用量や成分などを解説

 

犬用および猫用のノミ・マダニ駆除薬として多くの獣医師が処方しているブラベクトですが、「副作用はないのだろうか?」と不安に感じたことのある方も、中にはいるかもしれません。今回は、ブラベクトを安心してお使いいただけるように、用法や成分の観点からブラベクトの安全性について詳しく解説していきます。

 

 

ブラベクトのノミ・マダニ駆除への効果をもたらす成分とは

 

・フルララネル

 

ブラベクトは、フルララネルを有効成分とする犬・猫向けのノミ・マダニ駆除薬です。

 

フルララネルの主な特徴として、ノミなどの昆虫類やマダニに対して効果を発揮することが知られています。フルララネルは、ほ乳類に対する安全性は高いですが、その一方で、昆虫類やマダニへの「選択毒性」の強い成分と言えます。

 

ブラベクトを犬や猫に投与すると、ノミ・マダニの駆除に効果を発揮するフルララネルが全身に素早く行き渡ります。ブラベクトに守られた犬や猫の血を吸うことで、成分が効果を発揮し、ノミやマダニはすぐに動けなくなり駆除されます。

 

ブラベクトは海外では2014年に発売されて以来、世界中で述べ6,000万頭以上(販売量より推定)に処方されているお薬で、その処方実績の多さからも、安全性が確認されています。

 

 

ブラベクトに副作用はある?

 

 

・ブラベクトは、大きな副作用はほとんど見られません

 

「ブラベクトに副作用はあるの?」という疑問に対して、結論からお伝えすると「大きな副作用はほとんど見られない安全なお薬である」と言うことができます。

 

2014年4月に海外でブラベクトが発売開始されてから蓄積されている副作用の発生状況をみると、副作用発生率は0.01%〜0.1%となっており、ブラベクトの副作用の発生率は「まれ」であると言うことができます。

 

ブラベクトの副作用として、一般的に報告されている症状の代表的な例としては、一過性の消化器症状(下痢・消化不良など)が挙げられます。

 

・猫での注意点

 

猫用のブラベクトはスポットタイプと呼ばれる背中(首から肩甲骨間)へ滴下するタイプのお薬となります。

 

そのため、猫が滴下された部位を舐めてしまったり、同居している猫もしくは犬に滴下された薬剤を舐めてしまわないよう注意が必要です。

 

猫の習性として、毛繕いを頻繁に行うグルーミングと呼ばれるものがあります。そのため、スポットタイプのブラベクトを投与する際は、猫の口が届いてしまうところに薬剤を滴下しないよう注意が必要です。

 

猫にブラベクトを滴下する際には、猫の首~肩甲骨間の口が届かない部分の被毛をかき分け、皮膚に薬剤を直接滴下するようにしましょう。その他、同居している動物に滴下を行なった場合にも、薬剤を滴下した部分が十分に乾くまでは同じ空間に置かないなど、工夫をすることが必要です。

 

 

ブラベクトの処方を受ける場合は、動物病院で獣医師の診断を受けましょう

 

今回は、ブラベクトの安全性について詳しく解説してまいりました。

 

お伝えしてきた通り、ブラベクトの副作用発生率は0.01%〜0.1%と非常に低く、ブラベクトは比較的安全性の高いお薬だということがお分かりいただけたかと思います。

 

ブラベクトは動物病院で獣医師の処方を受けるノミ・マダニ駆除薬です。獣医師から指導された投薬の方法を正しく守り、愛犬・愛猫をノミやマダニのリスクから守ってあげましょう。

 

ただし、先ほどもお伝えしたとおり、特に猫の場合はグルーミングによって薬剤を舐めてしまうリスクがあるため、万が一、副作用が疑われるような場合には、すぐに最寄りの動物病院へご相談ください。

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