完全室内飼いの猫でもノミ・マダニ対策!「保護猫との暮らし」と猫との生活の心構えとは?

 

 

完全室内飼いの猫でも、ノミ・マダニ対策は欠かせません。今回は、2020年から保護猫を飼い始めたという村田さん(東京都内在住)にお話を聞き、猫との生活の楽しみ方や心構え、保護猫を飼い始めた理由、完全室内飼いの猫のノミ・マダニ対策などについてお話を伺いました。

 

 

 

苦労を経験した保護猫だから、愛情をたっぷりと注いであげたい

 

 

 

 

Q:愛猫のご紹介をお願いします。

 

私の飼っている愛猫の名前は、「テト」と言います。スコティッシュフィールドの雄猫で、ちょうど生後半年くらいです。保護猫団体のサポートをしている友人の紹介で、2020年4月から里親になることを決めました。

 

 

Q:猫を飼おうと思ったきっかけは?

 

私の実家は、幼少期の頃に猫屋敷のような状態になっていたことがあり、中学生の頃は猫が10匹くらい住んでいることもありました。そのような背景もあり、もともと猫は身近な存在だったのですが、大学を卒業して上京してから社会人として働き、ひたすら仕事に一生懸命で、猫を飼う機会を持つことがありませんでした。それが今年に入り、緊急事態宣言が発令されて、人との接触が制限されたり、一人でいる時間が増えたりする中で、長年の夢である「猫との暮らし」を実現してみようと考えたことがきっかけです。

 

 

Q:なぜ、保護猫を飼おうと思ったのですか?

 

保護猫団体を個人でサポートしている友人から、保護猫に関する社会情勢を詳しく聞きました。毎年、多くの野良猫や、ペットショップの審査で落ちた猫が殺処分されている痛ましい現状を初めて知り、そのような保護猫の実態に少しでも力になりたいと考え、ペットショップで猫を購入するのではなく、保護猫を里親として迎え入れようと思いました。

 

 

Q:保護猫とペットショップの猫に違いはありますか?

 

保護猫は、ペットショップの猫と比べると、健康面や見た目でのハンデを背負っている場合が多くあります。里親はこれらの条件を承諾したうえで、譲渡金を支払って、保護猫を迎え入れることになります。テトも、見た目は普通の猫と変わらないのですが、肋骨が内側に曲がっている症状を持っています。そのため、ペットショップが受け入れず、殺処分の対象となっていたのです。今は我が家で元気に暮らしているテトですが、保護されなければ殺処分される可能性だってあったわけで、それを考えると複雑な気持ちになります。苦労を経験した保護猫だからこそ、愛情をたっぷりと注いであげたいと思っています。

 

 

 

ステイホームを充実して過ごせたのは、猫との暮らしのおかげ

 

 

 

 

Q:猫との暮らしのメリットを教えてください。

 

私は仕事を自宅で行う在宅勤務を数年間続けています。これまでは、仕事終わりに友人と都心で待ち合わせ、お酒を飲んだり、外出を楽しんだりすることでストレス解消をしていました。しかし、緊急事態宣言の影響で、自宅の外で気分転換をする方法が大きく制限されることになりました。家での気分転換というと、当然のことながら、選択肢は限られてきます。そのような特殊な状況の中、猫が家にいることは、とても救いになりました。猫がいれば、たとえ家に一人でいても、充実した自宅での時間を満喫することができます。ステイホームを楽しんで過ごすことができたのは、猫を飼った一番のメリットだったかもしれません。

 

 

Q:一人暮らしで猫を飼うときの心構えはありますか?

 

実家での暮らしなどであれば、ペットを飼う場合、家族と協力して飼育することができますが、一人暮らしだとすべて自分の責任で猫を養わなければならないので、それなりの工夫が必要です。私は仕事柄、在宅での勤務以外に、取材や打ち合わせなどで自宅を長時間留守にすることもあるため、タイマー付きの自動給餌器や、自動給水器などを用意して、私がいないときでも猫が飲食に困らないようにしています。また、数日家を空けなければならない場合などは、近所のペットホテルを活用するようにしていますね。

 

 

 

「ブラベクト®スポット猫用」は投与が楽!効果も3ヶ月継続する

 

 

 

 

Q:完全室内飼いの猫の場合でも、ノミやマダニ対策・予防は必要ですか?

 

ペットホテルに預けるときは、ほかの猫との直接の接触がなくとも、外出する以上は何らかのきっかけでノミやマダニなどに感染するリスクがあるため、ノミ・マダニ対策は必要です。私は、動物病院で処方してもらえる「ブラベクト®スポット猫用」を利用しています。ほかのノミ・マダニ対策の駆除薬は、基本的に1ヶ月しか効果が持続しないものばかりですが、「ブラベクト®スポット猫用」は駆除効果が3ヶ月もの間、長続きするので、毎月ノミ・マダニ対策を行う必要がなく、重宝しています。

 

 

Q「ブラベクト®スポット猫用」の使用感はいかがですか?

 

「ブラベクト®スポット猫用」はキャップ一体型の形状になっていて、投与する際の取り扱いがとても簡単です。投与するときは、猫の背中にある肩甲骨の中間部分に、毛をかき分けて、ピペットに入っている薬品を全量滴下します。それほど難しい作業ではないので、医師に投与方法を教えてもらい、自分で行うことができました。ほかのノミ・マダニの駆除薬と違って、毎月投与する必要がないので、動物病院への通院の手間を省くことができ、猫にもストレスを与えずに済むので良いですね。

 

 

Q:動物病院に連れていく習慣はありますか?

 

猫風邪の症状などが見られたときは、なるべく早く病院に連れていくようにしています。子猫のときは、特に病気になりやすいので、日々の健康管理は大事だと思います。保護猫団体のサポートをしている友人は、里親が見つかるまで、保護猫を自宅で数匹預かって世話をしているのですが、中には、急に体調を崩してそのまま亡くなってしまう子猫もいると話を聞きました。デリケートな命ですから、万が一のことを避けるためにも、動物病院に連れていく習慣はつけておくべきだと思います。獣医師からも、猫に幼少期から通院に慣れさせておくと、高齢期になってからの通院でのストレスや負担が少なくなるので良いとアドバイスをもらっています。

 

 

 

猫は、ステイホームの時代を共に生き抜くパートナーとしても最適

 

 

 

 

Q:これから猫を飼おうと考えている方にメッセージをお願いします。

 

緊急事態宣言などの影響により、在宅勤務やステイホームなどの新しい生活スタイルが主流となりつつあります。そのような中、猫は暮らしのパートナーとして、とても素敵な時間を共有してくれる貴重な存在だと思います。これから猫を飼おうと考えている方は、ぜひとも検討してみると良いのではないでしょうか。充実したステイホームの時間を過ごすことができますし、猫と戯れる時間を持つことで、日々のストレスから解放され、リラックスして、心の底から癒されます。また、今回のこの記事をきっかけに、保護猫に興味がある方は、ぜひともご自身で保護猫に関する社会情勢の背景などを詳しく調べてみることもおすすめします。ペットショップで猫を購入すること自体は決して悪いことではありませんが、保護猫の里親になるという選択肢があることを知っていただくだけでも、社会貢献になるのではないかと考えています。

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