マダニについて詳しく知る

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生命力が強く強固に寄生するマダニは、病気のもとになるだけではなく、死に至ることもあるほどの害虫です。まずは、マダニについて知ること、そして駆除することが大切です。

マダニについて知っておきたい事実

マダニってどんな生き物?

マダニは8本脚からなる節足動物。クモやサソリに近い生き物で吸血寄生動物です。

マダニはどこにいる?

【日本全国に!】

暑いところから寒いところまで、その土地の環境条件に適した種類が日本全国に分布しています。

【季節を問わず!】

初夏から秋にかけて盛んに活動しますが、冬に活動する種類のマダニもいるので一年中油断大敵です。

【あらゆるところに!】

生息場所は特別ではありません。河川敷、公園、散歩中の草むらにも生息します。

マダニの特性

雌のマダニは一回に3000個の卵を産みます。マダニはクモの近縁種で、小さい吸血型寄生虫です。散歩から帰ったらマダニがいないかチェックすることも大切です。

マダニの生活環

3回の吸血と2回の脱皮を経て成長し、飽血した雌成マダニが産卵します。

マダニが介在する主な病気

マダニに咬まれると、犬や猫などの動物は皮膚炎や貧血などの病害を引き起こします。また、マダニによる被害は人に及ぶ可能性もあるので、動物病院に相談しましょう。

・ライム病

野鼠や小鳥などが保菌しており、野生のマダニによって媒介される人にも動物にも感染する病気です。野生の動物は感染しても発症しませんが、人や犬に感染した場合、食欲不振や全身性痙攣、関節炎などの症状が現れます。夏から初秋にかけて、樹木の多い地域に発生するといわれています。

・その他

マダニ麻痺、Q熱、日本紅斑熱、ダニ脳炎などがある。

人への感染

とくに怖い「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」

SFTSは2011年に中国の研究者らによって発表された、ブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新しいウイルスによるマダニ媒介性感染症です。

・潜伏期:6日〜2週間

発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が多くの症例で認められ、その他頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状などを起こします。

・症状

検査所見上は白血球減少、血小板減少、AST・ALT・LDHの上昇が多くの症例で認められ、血清フェリチンの上昇や骨髄での血球貪食像も認められることがあります。致死率は6.3〜30%と報告されています。

・感染経路

マダニを介したものが中心ですが、血液等の患者体液との接触により人から人への感染も報告されています。治療は対症的な方法しかなく、有効な薬剤やワクチンはまだありません。

出典:「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の記述については国立感染症研究所
(http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/3143-sfts.html)よりMSDアニマルヘルス株式会社にて作成

マダニは、大切なペットの健康を害するだけではなく、
人の健康にも悪影響を及ぼします。
マダニの駆除は、動物病院にご相談の上、
ぜひブラベクトをご活用ください。