犬の寿命はどれくらい?愛犬に健康に長生きをしてもらうための秘訣とは

 

愛犬とは、「いつまでも仲良く過ごしたい」と思うのが、すべての飼い主の皆様の願いではないでしょうか。そこで今回は、犬の寿命はいったいどれくらいなのかについて詳しくお伝えしてまいります。また、愛犬に健康に長生きしてもらうための秘訣もまとめましたので、ぜひとも参考にしてみてください。

 

 

犬の寿命の平均はどれくらい?

 

一般社団法人ペットフード協会の調査結果(2018年12月)によれば、2014年から2017年までの間に犬の平均寿命を調査したところ、犬の全体の平均寿命は14.29歳だったとのことです。

2008年頃の犬の全体の平均寿命は13.3歳だったというデータも残っているため、この10年くらいの間に犬の寿命の平均値は約1歳伸びているということになります。

14歳程度の犬の平均寿命を長く感じるか、それとも短く感じるかは個人差があると思われますが、ここ最近でも平均寿命が伸び続けていることは、犬を飼っている方にとっては朗報だと言えるでしょう。

 

 

犬の寿命の最高齢とは

 

 

最高齢の犬の記録は、実はギネス記録に残っています。オーストラリアン・キャトルドッグと呼ばれる犬種の「ブルーイー」という犬は、1931年に亡くなっていますが、その年齢は29歳5ヶ月だったとのことです。なお、ギネス記録には認定されていない非公式のデータですが、オーストラリアン・ケルピーが30歳まで生きたという情報もあります。

人間の年齢に換算すると、30歳程度の犬は、人間であれば約140歳まで生きているのと同じと考えられるほどの長寿です。さすがに、この記録に並ぶほどの長生きを愛犬に求めるのは難しいかもしれませんが、実際のところ、20歳以上長生きすれば、人間に換算すれば90歳を超える長寿となるため、そこまで生きればかなりの長生きであると考えることができます。

なお、犬の年齢を人間に換算する計算をしたい場合は、「16In(犬の年齢)+31」で求めることができます。これは、カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが発表した計算式だとのことです。例えば、5歳の犬の場合であれば、この計算式に当てはめると、人間に換算して57歳程度になります。「In」は、Inボタンがついている電卓であれば式に含めることが可能です。ただし、こちらの研究対象はラブラドール・レトリーバーに限定されていたとのことで、小型犬などの場合には結果にズレが生じる場合がある点には注意が必要です。

 

 

犬の寿命は犬種によって違いがある?

 

・小型犬の寿命

 

小型犬は、犬種によって違いがあるものの、だいたい12歳〜15歳が平均的な寿命であると言われています。小型犬で最も長生きするとされている犬種はトイ・プードルで、15.2歳程度とのことです。その一方、ボストン・テリアの場合は12.3歳程度、パグは12.7歳程度が平均寿命とされており、犬種によって寿命は3歳程度も違いがあることがわかります。

 

・大型犬の寿命

 

大型犬は、小型犬の寿命と比べると、やや短命である傾向があり、11歳〜13歳が平均的な寿命と言われています。例えば、バーニーズ・マウンテン・ドッグの場合は9.3歳、ゴールデン・レトリーバーの場合は11歳、ラブラドール・レトリーバーの場合は13.1歳とのことです。

 

・ミックス犬の寿命

ミックス犬とは、人工的に異なる犬種を交配させることで生まれた犬のことです。ミックス犬の平均寿命は14.6歳と言われており、犬全体の平均寿命よりもやや長い傾向があることがわかっています。ミックス犬は、通常の小型犬や大型犬と比べて、体が丈夫であり、長生きしやすい傾向があるとされています。

 

 

愛犬に長生きしてもらうための秘訣とは

 

 

・異常を早期に発見できるように、定期検診を受けるようにする

 

愛犬に長生きしてもらうための秘訣として重要となるのは、こまめな動物病院への通院と検診です。予防接種などは必ず受けるようにするのはもちろんのこと、予防接種での通院以外にも、年に1回は定期検診を受けることをおすすめします。

人間と違い、犬は自分から不調があることを自己申告することができないため、定期検診を受けていないと、知らないうちに病気に罹患していたり、症状が悪化していたりすることがあります。

そのため、普段から健康な状態に見えたとしても、万が一のためにかかりつけの動物病院を見つけておくことが大事だと言えるでしょう。近所にいくつかの動物病院があるならば、複数通ってみて、愛犬との相性を比較するのもおすすめです。

 

・運動不足にならないように、適切な運動を行わせる

 

犬の健康的な体を維持し、ストレスをかけないようにするためにも、運動不足にならないように適切な運動を日々行わせることが大切です。体力のある犬の場合は、散歩をしたり、軽く遊んだりするだけでは足りないケースもあるため、犬用の知育玩具を用意しておくこともおすすめです。

なお、年齢を重ねたシニア犬の場合や、ヘルニアなどの病気にかかった事がある犬の場合は、激しい運動は体に負担を過度にかけてしまう可能性があるため、注意が必要となります。

運動の適切な量については個体差があるので、かかりつけの動物病院の獣医からアドバイスなどを受け、どれくらいの運動が愛犬にとって有効なのかを把握するのがベストです。

 

・ストレスを軽減するために、繁殖の予定がないならば去勢・避妊の手術を行う

 

愛犬に子犬を産ませて繁殖する予定がある場合以外は、基本的には若いうちに去勢・避妊の手術を行っておくことが大切です。生殖器官の疾患にかかるリスクを抑えることができるほか、発情期に発生するマーキングなどの問題行動を抑えることができ、犬のストレスの削減や攻撃性の抑制などにもつながります。

 

・犬の体質や味の好みに合ったフードを与えるようにする

 

愛犬の体質や好みに合ったフードを見つけて与えるようにすることも、犬の長寿のためには必要なことです。特定の食べ物にアレルギーがあったり、体質に合わなかったりすると、便秘や嘔吐などの症状がみられ、内臓や皮膚の疾患などにも繋がってしまう可能性があるので注意しましょう。

また、愛犬の可愛さのあまり、人間が食べる食材を食卓であげてしまうケースなどもありますが、基本的に、人間と犬では必要とする栄養素などが違うため、塩分や糖分を摂りすぎさせないようにするためにも、人間の食べ物は与えないのがベストです。

 

・室外飼育よりも、室内飼育をなるべく選択する

 

近年、犬の平均年齢が伸びた大きな原因のひとつが、室外飼育の犬よりも、室内飼育の犬が増えたことだとされています。室内飼育を行うことにより、室外にいる場合に発生する様々な病気や寄生虫の罹患リスクや、熱中症などのリスク、事故などに遭う危険性を減らすことができます。

また、飼い主が常に犬の近くにいる室内飼育の方が、室外飼育に比べて、愛犬の異常に気づきやすくなるメリットもあります。

 

 

平均寿命よりも長生きしてもらうためにも、犬に少しでも異常が見られたら、動物病院での診断を速やかに受けることが重要

 

今回は、犬の寿命はいったいどれくらいなのか、愛犬に健康に長生きしてもらうための秘訣とはどのようなものかを詳しくお伝えしてまいりました。

犬の平均寿命は犬種によっても違いがありますが、重要なことは、犬の健康状態を常に把握できるようにすることです。そのためにも、お伝えした通り、かかりつけの動物病院での定期的な診断を欠かさずに受けさせるようにし、異常が少しでもみられたら治療を早期に開始することが大切であると言えます。

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