猫の年齢と見分け方とは?人間に換算した早見表やギネス記録をご紹介

 

 

いつまでも一緒に、元気に過ごしてほしい愛猫。しかし、猫と人間の歳の取り方は異なります。今回は、人間に換算すると猫の寿命はどれくらいになるのか、年齢の計算方法や、年齢のおおまかな見分け方、年齢を経るごとに気をつけるべき病気などについて、詳しくお伝えしていきます。

 

 

 

猫の年齢を人間換算した計算方法とは

 

 

猫の年齢については、人間と同じスピードで老いていくわけではありません。猫は、最初の1年目で、人間換算すると、18歳にまで成長します。その後、2年目で24歳、3年目以降は1年に4歳のペースで歳をとっていくといわれています。

 

そのため、猫の年齢を人間換算する計算方法は、2年目以上の場合は「24+(猫年齢−2歳)×4」となります。

 

ただし、猫の種類や、完全室内飼い・外飼いなどの飼育環境によっても年齢の進み方は異なってきますので、こちらの計算方法は、あくまでも目安としてお考えください。

 

 

 

猫の年齢を人間換算した早見表(1歳まで)

 

 

人間
1ヶ月 4歳
2ヶ月 8歳
3ヶ月 10歳
6ヶ月 14歳
9ヶ月 16歳
1年 18歳

 

 

猫の年齢を人間換算した1年目までの早見表です。ご覧のとおり、猫は1ヶ月のペースで人間換算すると2年程度の成長をどんどんしていきます。そして、1年経った段階で、すでに18歳程度の成猫になります。

 

子猫のときから猫を飼うと、その成長スピードの速さに驚く人が多いと思われます。1歳までは見た目や大きさも変わりやすい時期なので、子猫の姿を記録に残したい場合は、こまめに写真を撮ると良いでしょう。

 

 

 

猫の年齢を人間換算した早見表(10歳まで)

 

 

人間
2年 24歳
3年 28歳
4年 32歳
5年 36歳
6年 40歳
7年 44歳
8年 48歳
9年 52歳
10年 56歳

 

 

2年目以降は、先ほどもお伝えしたとおり「24+(猫年齢−2歳)×4」のペースで猫は歳をとっていきます。

 

7歳以降の猫については、人間換算すると40代中盤以降の「シニア世代」となり、この辺りから、老化がみられるようになっていきます。

 

人間もそうですが、猫も中年期になると太りすぎる傾向にあります。食事の栄養管理を行いつつ、こまめな運動をさせるように心がけ、愛猫の健康維持に努めましょう。

 

 

 

猫の年齢を人間換算した早見表(20歳まで)

 

 

人間
11年 60歳
12年 64歳
13年 68歳
14年 72歳
15年 76歳
16年 80歳
17年 84歳
18年 88歳
19年 92歳
20年 96歳

 

 

猫の年齢を人間換算した20歳までの早見表は上記のとおりです。15歳で76歳、20歳で96歳となっており、15〜20年生きることは、猫にとっては十分な長寿であるといえるでしょう。

 

中年期以降にはじまった老化の傾向が、11歳以降の高齢期に入るとより顕著になり、「動きや反応が遅くなる」「体毛に白髪が増える」「風邪をひきやすくなる」「内臓などの疾患が出やすくなる」などの様々な症状がみられます。

 

この時期の愛猫を飼っている場合は、人間換算すればおじいさん・おばあさんであるという認識を持って、異常があればすぐに最寄りの動物病院で獣医師に相談できる体制を準備しておきましょう。

 

 

 

猫の平均的な寿命とは

 

 

 

 

猫の平均的な寿命は、一般社団法人「日本ペットフード協会」の調査によれば、猫全体の平均寿命は15.03歳というデータが出ています(2019年)。

 

また、「家の外に出ない猫」に関しては、平均寿命は15.95歳となっているのに対して、「家の外に出る猫」の平均寿命は13.20歳と大きく下がる傾向にあり、平均寿命に大きな違いがみられる結果になっています。

 

なぜ、このような違いが出るのかといえば、家の中と比べて、家の外には感染症や疾患の原因となる猫ノミやマダニなどの寄生虫が多数存在しているほか、交通事故などにも遭いやすいリスクが高まるからです。

 

これらのデータを踏まえると、愛猫とより長く一緒にいたい場合には、完全室内飼いを検討すべきであるといえるでしょう。

 

 

 

猫の年齢のギネス記録はなんと38歳!

 

 

猫の年齢のギネス記録は、アメリカのテキサス州で暮らしていた猫で、なんと38歳3日まで生きたとのこと。1967年8月3日〜2005年8月6日まで、人間の年齢に換算すると約170歳になる驚きの記録です。

 

さらに、ギネス記録を持つ同じ飼い主が飼っていたもう1匹の猫も、1964年〜1998年の34歳2ヶ月まで生きたそうで、歴代長寿1位と2位の猫は同じ飼い主となっています。

 

また、日本にも鹿児島県に住む猫が、2016年に開催されたペットの長寿コンテストで29歳という長寿記録を残しています。

 

日本動物愛護協会では、満17歳以上(人間換算84歳以上)の犬猫を「長寿動物」として認定し、表彰を行う活動をしています。犬猫によって表彰の基準が異なるため、長寿のペットを飼っていて、内容が気になる方はぜひ調べてみてください。

 

 

 

猫の年齢と平均体重の増加について

 

 

 

 

猫の年齢と平均体重の増加については、以下のようになっています。

 

生後0週:100グラム前後

生後1週:150〜200グラム前後

生後1ヶ月:400〜500グラム前後

生後3ヶ月:1〜1.5キログラム前後

生後12ヶ月:3〜5キログラム前後

 

なお、こちらは標準的な大きさの猫の年齢と平均体重の増加の傾向を表しているため、10キログラム以上に成長するようなタイプの猫には当てはまりません。

 

基本的に、生後12ヶ月の段階で成猫となるので、その辺りで通常の成長は終わりを迎えます。そのため、それ以降も猫が年齢と共に太っていく場合には、成長ではなく肥満にあたると考え、食事の内容の見直しを行い、定期的な運動をさせるなど、健康管理を行うようにしましょう。

 

 

 

猫の年齢の見分け方とは

 

 

 

 

猫の年齢の見分け方は、「目を見て見分ける」方法と「歯を見て見分ける」方法の2種類が挙げられます。

 

 

・目を見て見分ける

 

生まれたばかりの幼い猫の年齢は、目を見て見分ける方法があります。生後1週間程度で目を開けるようになり、生後2週間程度で視力がついてきます。子猫の頃にだけ使うことができる見分け方の目安ですが、捨て猫を拾った場合や、保護猫の里親になった場合などに活用できるでしょう。

 

 

・歯を見て見分ける

 

猫は、生後1ヶ月で歯が生え始め、乳歯が生後2ヶ月で生え揃います。その後、乳歯が抜けて永久歯が生え揃うのが生後6ヶ月となります。このあたりから、成長が加速して、成猫に向けて見た目や体重なども大幅に変わります。

 

1年目くらいまでは、永久歯が生えそろってピカピカの状態です。猫の年齢が進むにつれて黄ばみや摩耗が見られるようになり、3〜5年目を過ぎると真っ白ではなく、ある程度黄ばんだ歯になります。

 

ざっくりとした判断基準にはなるものの、このように、歯を見て年齢をある程度見分けることは可能です。詳しい判断基準を知りたい場合は、獣医師からアドバイスを受けると良いでしょう。

 

 

 

猫が年齢を経るとなりやすい病気とは?異常がみられたら動物病院で獣医師の診察を

 

 

今回は、人間に換算すると猫の寿命はどれくらいになるのか、年齢の計算方法や、年齢のおおまかな見分け方、年齢を経るごとに気をつけるべき病気などについて、詳しくお伝えしてまいりました。

 

なお、猫が年齢を経ると、ライフステージが変わってくるため、そのたびにかかりやすい病気も異なってきます。

 

たとえば、幼齢期には、ウイルスや細菌などが原因となる結膜炎、下痢や嘔吐を伴う消化器系の疾患が多くみられます。

 

一方、若年期や中年期にさしかかると、膀胱炎や結石などの排泄に関わる泌尿器に疾患が出やすくなります。

 

高歴では、腎不全のような内臓疾患の症状が出やすくなる傾向があり、猫の年齢を問わず、こまめな健康診断による体調管理が必要です。

 

これらの症状がみられた場合には、動物病院で獣医師から診察を受け、治療を受けさせるようにしてください。また、万が一の事態を避けるためにも、定期的な健康診断を検討しましょう。

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